室蘭から帰って来た。二泊三日。
一番下っ端だし、やっぱ疲れたけど何か妙に達成感があった。
今回は、青年部の先輩で、早くに父を亡くして、20代で住職に就任した人のお寺での法要。これは、住職就任を披露する、というお坊さんにとって一世一代の大法要。
昔の出来事をそのまま再現する。再現するって事は、演じるって事。
一瞬、やらせ?みたく思うけど、実際やらせのためだけに何年もかけて準備しないよね。きっと。演じる、はいつのまにか一生懸命になってる。これが真似る→学ぶみたいになるんだろうなー、て思った。
夜はお酒飲んだって、朝普通に早く起きて一日が始まる。だから一生懸命やろう、って改めて思った。
あと今回、気づいたんだけど、
お坊さんは、何かにつけて、お香を焚く。まじで。いちいち。そして御拝をする。これもいちいち。これってすごいいいなー、て思った。ただそれだけ。
でもでも、感謝だったりお悔やみ、慈しみの気持ちの言葉を、匂いと一緒に贈る、って素敵な事だなーと思った。
匂いって、本っ当に密閉された場所で発生しない限り、どこまでも漂って移動してくし、だから死んだ人に線香とか香を焚いて、『アナタがこの世にいなくなっても、線香の香りがした分だけ思い出してますよ』って伝えるのかなあ、なんて思ってみたり。