ノートには自分のしたい事や食べたいもものを書きなぐり、
完全消灯の22:30ギリギリで布団に滑り込む。
二枚の掛け布団を半分に折ったもの交互に重ね、
紐で3カ所しばりその中に入って眠る。寝袋と同じシステム。
目を閉じたら、枕に意識が吸い込まれていくような感じ。
これはたまらない。病み付きになりそうだ。
いや、病み付きだった。
見る夢は決まって楽しい夢。
マンガみたいに空気がキラキラしててハッピーなやつ。
目を閉じる瞬間が一日の終わりのはずなのに、
実は目を閉じる瞬間が一日の始まりなんじゃないかと勘ぐる。
また長い一日の始まりだ。
つづく